小諸 里山の愉しみ

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2008年 11月 14日

目玉親父参上

目玉親父参上_b0120165_1813847.jpg

皆さんご存知、目玉親父です。
本日、森と田圃で明るく生きる方から、鳥取米子のお土産に頂きました。因みにゲゲゲの鬼太郎の作者水木シゲルは因州鳥取は境港の出身です。
さてこの目玉親父(写真右)、突ついてみると、おもしろい、おもしろい!ガラス質の固くてリアルな目玉がゆらゆらしながら上を向いてツツツーっと転げていくんですよ。静止画像ではこの面白さ、口で説明するしかありませんが、その玉の動きの滑らかさと目玉がゆらゆら揺れる組み合わせの不思議な感じ。さすが妖怪だけあるなと感心した次第です。(よだ げっげっげげげの すろうりぃ記す) 

# by satoyama-06 | 2008-11-14 18:18 | 遊び
2008年 11月 13日

扉は回る

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去年の今時分はストローベイルはウスの完成に向けて余念がなかったのですが、さて、今年も早十一月の半ば、春に東屋の屋根を増築したものの、その程度の建築実績で良いのか、と自問いたしますと、いや、せめて小さな小屋なり作っておきたいとの内心の声の応答で、小さな物置を作っております。
どんな小さな物でも、今までやったことのないことに挑戦したいと思っているのですが、今回は出来るだけ釘、ビス、コースレットなど使わずに、木材を組んでいきたいと思ったのですが、結局はすかい始め、結構釘、コースレットなど使ってしまいました。それと柱には先日山から薪用に運んできた木のうちから、六本使ってみましたが、こういう製材されてない木材を使うのは、手間ですが、勉強になります。また材質感はもちろん良いですね。
さて、本日は中の棚を作り、扉を片側だけ付けました。これも初めてのチャレンジで観音開きです。出来映えは、まあ、聞いて下さるな。悪い程ではないとは思うんですが。
ところで、この扉を付ける作業、一人でやるにはなかなか苦労なのですが、何とか付いて、その扉がクルクルと回り始めるときの嬉しさは、いつもながら嬉しいものです。オレだってやればできるじゃないか!ってね。そんなことで、家作りには動く物を作る楽しさもあるんですよ。(よだ ちょうつがいっておもしろい すろうりぃ記す)

# by satoyama-06 | 2008-11-13 18:25 | 小屋・家屋
2008年 11月 12日

落ち葉・バイオマス

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落ち葉のさかんな時期です。我らが茨海小學校跡地にも落ちるわ、散るわの毎日です。
森林から生産される大量の有機物をバイオマスなどと、その道では言うのだそうですが、この落ち葉の量、嵩張るばかりで、片付けにたいへんですが、畑や林中に運んでいって堆肥にしております。これにジグの日々の落とし物など加えますと、さらに良質の有機物肥料が出来上がるわけです。これをば、来年から本格的に作っていく花畑・植物園に入れていく予定で、今から楽しみです。
その堆肥作りですが、プロが本格的に作るのとは違い、茨海小學校の用務員が作る堆肥というのは、極めて簡単なものです。つまり、数カ所に山積みしてほったらかしておく流儀です。
腐るということ、腐る物というのは本当にありがたいことですね。分解されて土に還らなければ生態系の循環ができませんものね。(よだ おちばいおます すろうりぃ記す) 

# by satoyama-06 | 2008-11-12 19:22 | 風光土
2008年 11月 11日

いなごの佃煮

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二日ほど前ヴィーナス画塾の生徒さんの真ん中ちゃんが、自分の家の田圃でとれたいなごの佃煮を持ってきてくれました。
今やこれは田圃になかなかいるものではなく、貴重なものです。これが旧浅科村の五郎兵衛新田には今もたくさんいて、子供達がこれを取って売っては、「いなご文庫」と称して書籍など買っているとのことです。一昔前の話を聞くようで、驚きました。いずれに致しましても、いなごのいるような田圃で獲れるお米ですから、「五郎兵衛米」として、ブランドになるはずです。
さて、大好物のいなごをば抱えるようにして食べていると、いつもは抱えて食べていれば、苦情を言われて当然なのですが、家人達、涼しい顔で何も言わないのです。そこで、はたと気がついたのですが、折角の珍味のいなごをば、すろうりぃに思う存分食べさせてあげようという家族愛だったんですね。自分達も食べたいのはやまやまだったんだろうに、気がつかなくて済まないことをした、今晩は、残り少ないけれど、箸で摘んで口の中に入れてあげるほど親切にしてあげようと思う次第です。
ところで、うちの高校生女子が学友達に言われたという話には、蜂の子といなごの佃煮、弁当に持ってきたら、友達やめるからねって!ああ、信州の娘達がああ!もう、情けない。(よだ いなごてんごく すろうりぃ記す) 

# by satoyama-06 | 2008-11-11 18:02
2008年 11月 06日

つれづれ千曲河畔

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十日程前の千曲河畔の紅葉を撮りました。堆積岩と多分火山灰の降り積もったあとの凝灰岩の美しい路頭です。
さて、撮った画面を見ますと,新旧の大久保橋が写っていますので、思い出すままにお話しします。
旧の橋はその橋塔だけが記念に残されていますが、この吊り橋、橋を渡っている途中で車が通ると橋が揺れてこども心に楽しいことでした。バスが通るときなどは、殊の外ウェーブして楽しさ倍増でした。
四十年ほど前に現在のアーチ橋に掛け直されましたが、確か橋が開通になった直後だったかと思いますが、橋のたもとに「信濃川」というプレートが埋め込まれていました。これを見て、県下では「千曲川」の名で呼んで慣れ親しんでおるんだから、「信濃川」とはけしからん、「千曲川」に書き直せ!という声があがり、結局そう直されました。その直した跡が分かりますね。
当時子供心に大人達の意見に単純に同調しておりましたが、考えてみますと、越後の沃野に至ってから、この川は信濃國から流れてきたものだとて、越後の皆さんが、國名を冠して呼んでくれているわけです。何も「越後川」とか呼んでいる訳ではないわけです。だったら、例えば此岸の橋柱には「千曲川」とし、彼岸のそれには「信濃川」と記すとかの折衷案でも良かったのではないかなと徒然に思った次第です。(よだ かわはながれてえちごへゆくの すろうりぃ記す)

# by satoyama-06 | 2008-11-06 18:27 | 風光土