小諸 里山の愉しみ

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2011年 03月 09日 ( 1 )


2011年 03月 09日

みすず忌2011

  弁天島

       金子みすゞ

 「あまりかわいい島だから
 ここにはおしい島だから、
 もらってゆくよ、つなつけて。」
 北のお国の船乗りが、
 ある日、わらっていいました。
 
 うそだ、うそだと思っても、
 夜が暗うて、気になって、

 朝はおむねもどきどきと、
 かけてはまべへゆきました。

 弁天島は波のうえ、
 金のひかりにつつまれて、
 もとの緑でありました。


この詩は、みすゞさんが、故郷の長州山口縣は仙崎という、美しい海を持つ港町を歌った「仙崎八景」という一連の詩の一つです。わたくしにもいつか、我が愛する御牧ヶ原を歌ったこんな詩に恵まれたらいいなと思うのです。(よだ むりとはいわずにねがう すろうりぃ記す)  

by satoyama-06 | 2011-03-09 22:38 | 詩歌