小諸 里山の愉しみ

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2008年 03月 25日

ああ!文庫本『竜馬がゆく』

(デジカメ、どこ行ったんだろ?みんな、映像、みたいみたい言ってるのに。)
 今夕、近在のBオフという店に書籍をダンボール二箱、てんこ盛りにして、あっぷあっぷしながら持ち込みましたら、〆て七百数十円になりました。コミックなしで、よくそんなになったなあ!とひどく稼いだような気がして、では、この稼いだ金でと、かねてお目当ての書籍・文庫本『竜馬が行く』(単行本では出回りません!シクシク)がないかなと思いまして、移動して見ますと、全八巻中、六、七、八が各105圓で、ありました1ラッキーとは思ったのですが、六巻から読み始めるわけにもいかないだろうと、試しに背向かいの棚を見ますと、こちらは、一、二、三、六、七、八とありましたが、各三百圓。ちょっと悩みましたが、取りあえず、一、二、三巻と三冊買いました。
 ところで、まだ『竜馬が行く』を読んでいなかったのを自らバラす話で、ちょっと・・・と言うか、相当恥ずかしい気がするのですが、まあ、居直って、弁解九十数パーセントで、お話ししますと、『街道をゆく』のシリーズを読んだあと、では、今度はこの作家の真骨頂の歴史小説を読んでみましょうと、『項羽と関羽』全三巻を読んだのですが、その贅肉を削ぎ取った文体と考証の正確さには、大いに感心しながらも、如何せん、その主人公初め、登場人物達の理想の貧しさに驚き呆れ、結局、読むんじゃなかった!と思ったものでした。
 気を取り直して、『豊臣家の人々』を読んでみますと、人の欲と脆さと、歴史の勉強にはなりましたが、どの話もどうも救われないような話で、一言で申しますと、「あ〜あ!」というため息でした。
 で、今度こそは、仕切り直し!理想と情熱の塊。近代日本を作った土性骨の一人!期待しとるぜよ、竜馬殿!(よだ れきししょうせつ すろうりぃ記す) 

by satoyama-06 | 2008-03-25 20:36 | 読書・書籍


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