小諸 里山の愉しみ

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2012年 09月 24日

『Slowly but Steady』第二話のご報告

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昨日23日午後『Slowly but Steady』第二話「しょうがいアートのすゝめ」の座談会でした。生憎の冷たい程の秋雨でしたが、熱心にご参集下さり、良い勉強会になりました。参加された方達お一人ずつに得るものがおありだったと思うのですが、すろうりぃ個人の一番に納得した事は、原点に関わる話ですが、障害をお持ちの方達にとってアートに関わる活動は大切だという再確認が出来たことでした。社会との窓をより大きく開く窓であり、それにより、自信にもつながり、社会とも作品と創作活動を通じてつながり、彼らに関する理解と共感もより大きなものになります。また精神の安定と生活上のスキルの向上も得られ、作品作りも熟達すれば、グッズ化されなどして経済的な助けにもなりと、結構このうえありません。
ですが、実際のアート活動に関わる現場は、もちろんそうそう理想的に運んでいるわけではありません。縷々お話を伺っているうちに気づいたのですが、こういう話は結局誰に言える普遍的な話にもなっているのだなあと。いろいろ不自由なのは、実は障害のあるなしの前に、垣根を築いて物事をがんじがらめにしているこころのありかたにあるんだなぁと嘆息したしだいです。(よだ かきねのかきねの すろうりぃ記す)

by satoyama-06 | 2012-09-24 22:23 | 読書の森


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