小諸 里山の愉しみ

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2011年 02月 04日

『絵の中のぼくの村』上映會

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『絵の中のぼくの村』、来る11日上映會ですよぉ。
原作は田島征三さん。「絵の中のぼくの村」ということば自体がリリカルですが、これはダムの底に沈んだ幼年時代の郷里の村を懐かしんだことばです。その幼年時代の思い出を征三さんがエッセイに綴ったのがこのご本ですが、これを映画化出来ないかとある方に言われた東 陽一監督がそのご本を讀んでみますと、小エッセイを合わせた物なのでストーリィ性に乏しいとて、一端は映画化は諦めかけたのだそうです。
しかし、映像化してみると、美しい映像とその時代の空気とが溶け合うとともに、懐古趣味では済まない、ひとが育って行く上で必要なことを黙示する優れた作品世界が誕生しました。
またこの映画に使われた音楽が、これ以上ないくらいぴったりで、それ自体も大きな脚光を浴びました。そのサウンドトラックに使われたのが、私たちの『カテリーナ古楽奏団』です。これは簡単に申しまして『ロバの音楽座』さんの別看板です。もともと東監督がそのファンだったのだそうです。
そんなこんなもあって、この映画は海外でも大きな反響を呼び、数々の栄えある賞を受賞しました。大向こうを張るような映画ではありませんが、滋味豊かな名作です。(よだ おもいでのなかのむら すろうりぃ記す)  

by satoyama-06 | 2011-02-04 23:56 | 読書の森


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