小諸 里山の愉しみ

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2010年 07月 18日

せとうち!

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すろうりぃさんがなんともGoodタイミングな記事をかいてびっくりしている小娘です。

3日程前から香川にきています。瀬戸内芸術祭のお手伝いと観光に(^ω^)

なんのお手伝いかと言えば大島という島に田島征三さんの作品を展示するお手伝いです。

本来ならばスタッフしかやれぬ仕事に加わらせて頂きました。


大島について。
昔ハンセン病が不治の病とされていた頃、日本中のハンセン病患者は大島に収容されました。
今でも100人近くの患者さんが住んでいます。

最近大島の浜辺に50年の間海に眠っていた解剖台が最近発見されました。誰でも見ることができるように置いてありました。

ハンセン病患者さんが亡くなるとこの台の上で解剖されたそうです。

最近の手術台のようなイメージとは違ってコンクリートでできていてずっしりしていました。

日本では14年前にやっと大島から患者さんが出ることが許されました。

そしてすろうりぃさんの記事にもかいてあったマザーテレサのお話しをします。
彼女はもう若い時にハンセン病はうつらないと知っていました。病原体のことを知っていたわけではないけどうつらないことは身をもって分かっていました。

彼女がそのことに気付いてから何十年たつことでしょうか。


今、ハンセン病患者さんたちとお話しができたりご飯を一緒に食べたりできる日本になって、やっとだ。と思いました。
あるハンセン病患者さんと島の話しや病気についてお話しをしましたが、すごく優しくて話し方は力強くてかっこいいおじさんでした。

芸術祭のガイドブックにはハンセン病のことは少しはかいてありますが、解剖台はガイドブックにはのっていません。征三さんの作品も。実際に行って自分の足や口で作品や歴史をみることが大切なんだと思いました。

そんなこんなで
このような記事をかこうとしたらすろうりぃさんが2つ前の記事で沖さんとマザーテレサのことをかいたので、おぉ!と思った次第です(笑)


ちなみに次の日は女木島に行ってきました。桃太郎さんの鬼ヶ島と言われている島です。

瀬戸内芸術祭は予想以上に沢山の人の力でできていました。行く予定のない方もガイドブックを見るだけで楽しいしわくわくします。
宣伝じゃないですよ笑

本当に楽しいです。


久しぶりに小娘でした。

by satoyama-06 | 2010-07-18 13:14


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