小諸 里山の愉しみ

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2009年 02月 04日

日のめを見た日記帳

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古い方の日記帳が長年行方不明だったのですが、本日朝ひょんなところから埃にまみれて出てまいりました。
みんな旧友の顔に見えましたが、とりわけ嬉しかったのは、最初の日記帳を○十年ぶりに見つけたことでした。それは、大學進学用の雑誌の付録についていたごく簡単な日記帳で、一日分が三、四行しかないものです。これを高校二年の年の元旦に何気なく付け始めたのです。それがこんなに続くことになるとは。うちの受験生女子の年齢を考え併せますと、ちょうど一世代分です。
で、虫干しではありませんが、白昼に出して埃を払い、おそるおそるその最初の日記の最初の日の記事を見ますと、
「終日無為に過ごした。すべきことは、思索すること、疑うこと。(もう一文ありましたが、忘れました。)」元旦だというのにつまらない高校生活です。この「疑う」というのは一瞬後に思い出しましたが、ジツゾン主義少年だったんだなと。微笑ましいと言ってやりたい気もするのですが、それよりは圧倒的な気恥ずかしさで、そのまま別の場所にお蔵入りと相成りました。(よだ じつぞんしゅぎしょうねんもすなるにきをわれもするなり すろうりぃ記す)

by satoyama-06 | 2009-02-04 18:22


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