小諸 里山の愉しみ

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2009年 02月 02日

最古と最新

最古と最新_b0120165_21541918.jpg

本日の浅間です。本日2月2日の早朝に小規模の噴火をしました。地元軽井澤では地響きがしたとのことですし、遠く武州埼玉や東京で降灰が確認されたとかですね。
ところがこちら小諸では、ちょうど浅間との位置関係が季節風の風下を完全に免れておりまして、申し訳ないようですが、他人事みたいでした。小諸良いとこ、浅間めでるにめでたく、被害は火山岩でも飛んでこない限りあまりなしと。
さて、ちょうど郷土史の勉強でもと読んでいたのが、『小諸城』(中村勝実著 (株)いちい刊)でしたが、そこに浅間の噴火に関する最古の文献の一節が掲載されていました。いわく「天武十四年(685)四月十二日から五月十一日までしばしば噴火、灰を降らし、草木枯れる。」(日本書紀) で、最新のが皆様ご存知、平成二十一年二月二日。
日本史の中で奈良朝以前の天武朝が古いとか言ったって、地球の歴史のなかでは、多分数時間前でさえなく、数分前数秒前くらいなんでしょうか。そんなことをとりとめもなく思ってしまいました。(よだ ふんえんみあげる すろうりぃ記す)

by satoyama-06 | 2009-02-02 22:22 | 風光土


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