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2008年 08月 29日

親切なフリーマガジン

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どくしょ森として敬愛する店など順番に気楽にご紹介していこうと、先日フリー・マガジン『信州の愉しみ』の第一号を作ってみました。そのトップバッターとしてル・ヴァンさんと三水館さん(信州鹿教湯)について書かせてもらいました。(表紙版画は田嶋 健さん)
と、本日はル・ヴァンの甲田さんからお礼状を頂きました。(猫の版画の絵葉書です。)人様に喜んでもらえることが出来て、嬉しい!というのが率直な感想でした。
で、変な話ですが、人様に喜んでもらえることが出来たら、こちらはもっと嬉しいんだな、ということが、今さらですが、今回も新鮮な実感として分かりました。考えてみますと、こういう事柄というのは、ことばでは心に納得させられないもので、実際にやって、喜んでもらえなければ、分からないことなんでしょうね。それも一回と言わず、二回、三回とくりかえしていくうちに、その事がより深く、了解されてくると。これは自分のこころの教育になることですね。
さて、以下はちょっとだけ自慢です。昔の書籍はよく、ペーパーナイフを傍らに置いて、次のページを切りながら開いたものだという話を年輩の方々から聞いたものです。
例えば一枚の紙を四つ折りにして、それぞれの面に印刷してこれを真ん中で綴じれば八ページの冊子ができます。しかしそのままですと、折ってある一カ所が切れていないので、そこは切る必要があります。昔の書籍に読者自身にその一カ所を切らせるようにしていた書籍があったというのは、多分出来るだけ廉価で出したい、そのためにはページを裁断しないでおけば、その分の費用を抑えることが出来るという出版社側の配慮によるのではないかと想う次第です。
ところで、読者からすれば、ページをめくる毎にペーパーナイフで切るという動作が必然的に結びついてきますから、読書にもリズム的な区切りができ、また自分が読むページを文字通り切り開きながら、その書籍を渡っていくという、何とも言えない愉しさがあったと想うのです。
その点、今のすべての書籍は不親切で、読者自らが、ページを切り開きながら読み薦める愉しみを奪っている!と思うのです。そこで我らがフリーマガジンではこの喜びをささやかながら味わっていただこうと、四つ折りしたものを綴じただけにしました。どうです。小さな親切でしょ。(よだ ちいさなしんせつおおきな・・・すろうりぃ記す)

by satoyama-06 | 2008-08-29 18:21 | 読書の森
2008年 08月 27日

蠅と萬葉集

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蠅の上手い取り方があるんですよ。
両手をそ〜っと両側から壁のようにして、近づけていきます。蠅は上からの反応には敏感ですが、横からの認識はそれに比べて鈍いようで、よほど近くまで両手を近づけられます。それから、パシッ。
さて先日の朝も、いつも通り萬葉集を読んでおりますと、蠅が何回もしつこく寄ってくると。そこで読んでいたページの上に停まって手などすりすりしながら生意気に和歌など読み始めたところを狙って、そおっと掌の壁を両側から近づけていき・・・パシッ!
こんなことは初めてでしたが、見事に数ページ分が挟み込まれてピッと、ページの中央部に折れ線が出来てしまいました。
人それぞれ世に嫌なものってあることでしょうが、すろうりぃ輩にとってその一つは、本のページが折れていることです。どんな本であろうと、折れているページがあったら必ず開いてまいりました。それが、こともあろうに、紙質、装丁、活字、活字組みな気に入っているこの本のページを折ってしまうとは!
思わずページをなでなでしてしましたが、折れ線は消えないことでした。あ〜あ。
さて、気を取り直して、その萬葉集、ただいま巻十一を読んでいる最中ですが、この巻がまたべったり相聞歌(そうもんか)つまりはラブソングオンリーで、しかもパターンが乏しく、黒髪を濡らして一人ねたことでしたとか、あんまり世間の噂がひどくて、会いにいけないとか、こんなんばっかりなんですよ。これを朝読むんですからね。
じゃあ、読まなきゃいいだろって、思う方も多いでしょ、きっと。それが、カバー・ツウ・カバ━派(つまり、読む本は、どのような本であっても、表カバーから裏カバーまで)には、できないんです。悲しい性とお思い下さい。
では最後に、その問題の折れ線の入ってしまったページの歌を一つ。
  妹が袖 別れし日より 白たえの
  衣片敷き 恋ひつつそ寝る  (巻十一 2608)
             (よだ はえをばにくくそおもほゆる すろうりぃ記す)

by satoyama-06 | 2008-08-27 23:36 | 読書・書籍
2008年 08月 25日

飛び込んできたものたち

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今朝、展示場に使っている「ももも」の部屋で何やらばたばたするとて家人Aが見ますと、それは見事なオニヤンマが飛び込んできていたのでした。この通り、竹細工のトンボ君と記念写真を撮った後、再び広い野山に飛び立っていきました。
さてと今日は、うちの高校生女子が、クラスメートやクラスメートだった男の子達二人を連れてきました。受験やその勉強のアドバイスをすろうりぃにさせながら、勉強もしていくという予定でしたが、うちの高校生女子も含めてその三人、賑やかにやってくるなり、「ももも」の部屋に飛び込んできました。
で、早速それぞれの勉強道具など出しては、アドバイスや談笑など互いにしあいながら、勉強を始めました。いい光景でしたよ。もっと広い世界に飛び込んでいかんとするエネルギーというのは、端で見ていて危なっかしかったりするものですが、とにかく気持ちのいいものですね。どうぞどうぞ、ばたばた、羽ばたいて行きなさいよ。できるだけの応援はしてあげるから。(よだ えーる すろうりぃ記す)

by satoyama-06 | 2008-08-25 22:22
2008年 08月 23日

ありがとうございました!!

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昨日は藤村文学賞の授賞式がありました★

依田様御一行がすごい人数でした(ノ゜∀゜)ノ
あんなに目立つ御一行になるとは思いませんでした(笑)

でも私としては多くの人がきてくれればきてくれるほど嬉しかったですけど★


授賞式はもっと「おめでとうございます」「ありがとうございます」くらいのものかと思ったら以外に豪華でびっくりしました(≧ε≦)

前に座ってみんなをみる風景はなんか、不思議でした!!なんですろうりぃさん達と向き合ってるんだろう??市長さんが隣にいるんだろう??みたいな。
おもしろくてずっと笑ってました。

そして隣にすごい何かの気配をかんじて隣みたら思いっきりテレビカメラ(。д。)
近い〜!!!!!!
ってかんじでした(笑)


高校の入学式以上にいっぱいお辞儀しました★

でも滅多にできない経験できて楽しかったです!!
次にこの席でこの気分を味わうのわ、、、すろうりぃか偉大なじじかB輪さんか、楽しみですね(^ω^)

そしてジュースをつがれ慣れていない私……途中からつぎ回りはじめてたらみんなに止められました(´・ω・`)

だから一人でエビチリ食べてました…(笑)
おいしかったです(´∪`)

帰ってからもみんながパーティー開いてくれて、ご飯からデザートから作ってくれたり、買ってきてくれたりして、プレゼントも用意していただいたりして、感謝感謝でした(′;ω;`)


いろんな人がきてくれて、楽しかったです(〃^з^)
じじばばも初めて?くらい家のパーティーに参加して、じじは祝賀会の時から人気ですごい楽しかったみたいで、ずっと笑って喋っていました(ノV`)
楽しそうでよかったです(´▽`)

みなさん、この場をかりてありがとうございましたm(__)m

本当に楽しくていい時間になりました〜!!!!!!
これからもよろしくお願いします(・∀・)
受賞作品もきたので読みたい方はご連絡下さい(パ∀゜)

以上一昨日のご報告でした★


昨日朝一で東京に戻りました。そして今日は夏期講習最終日となりました…
実はここ2週間いろいろ書いたり描いたりしましたが下から一番二番みたいな評価だったり、描く事の技術じゃなく、気持ち的にも自分の方向がわからなくなったり、考えて考えて面倒くさくなりつつあった2週間でしたが、二日間長野に帰り、みんなと話したりしたらなんだか楽になって、今日は思ったままの言葉、絵をかいたらいい結果になりました。

自分でも驚きました。
長野パワーです。
数学の時のように
終わりよければ全てよし。
なんだか追い込まれて諦める寸前になるといいようです(笑)
だからってこれ以上追い込まないで下さい。笑


でも自分でも今日、なんでこんなに評価がよかったのかわかりません。

作文なんか問題よく読んでなくて大事なテーマがなかったくらいです(/TДT)/笑
なんででしょう……


でも私は気分によって上下しやすくまだまだ合格安全圏の人間でないのでたまにはがんばっていこうと思います。

でも、この夏で圧倒されるとか焦るとかはあんまりなかったですが、自分を見失いかけて、気持ちもぐらぐら揺らいで、それでもやりたい事はなんだろう。自分カラーってなんだろう。

何が好きなんだろう。

って改めて考えさせられました。
それが一番よかったと思います。


みんながあっての小娘だと思います。
これからもみなさんいろんな面で厳しくないご指導の程よろしくお願いします(゜∀^*)♪


小娘。

by satoyama-06 | 2008-08-23 18:16
2008年 08月 17日

セミの魂

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一昨日蝉が背中の殻を破って羽化し始めているところを見つけました。感動的なシーンでしたが、神聖な時をひとの息づかいで邪魔してはいけないと思い、見ぬような振りのまま、すぐその場を立ち去りました。
そして昨日、それを再びそっと見ますと、何とそのまま息絶えておりました。地上に出ては羽化し始めるところまでで力尽きたのでしょう。
蝉の死骸に何ほどかの感傷を持ったことなど未だかつてないことでしたが、さすがに哀れで、地面に埋めてやろうかと思いました。
が、その時、どなたかの蝉に関わる小詩を思いだしたのでした。それというのは、蝉はいつも空を見上げて死ぬという内容の詩でした。確かに蝉の死骸というのは常に 仰向けです。それは空が恋しくて長い地中時代を過ごしてこの地上にやってきたからだというような内容の詩でした。
それなら、柔らかな芝草の上に仰向けに置いてやるのがよろしかろうと、羽化しきれず幼虫の固々とした重さを感じる死骸を、人に踏まれそうでない、空が見上げられる草の上に置いてやりました。我ながらセンチメンタルなことでしたが、それが悪いわけでなし、お盆明けのささやかな小事でした。(よだ せみしぐれ すろうりぃ記す)
追記 上の写真、その蝉ではなくて、無事羽化した蝉のぬけがらですから、ご心配なく。

by satoyama-06 | 2008-08-17 21:01 | 風光土
2008年 08月 16日

いいはなシーサー

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いいはなシーサーっていう番組知ってますか?
ちょっと夜中になっちゃうんですけど、いい番組ですょ★

日本中で起こったいい話を沖縄出身の芸能人が紹介する番組で泣けるし笑えるし、ためにもなるし心あたたまる番組ですょ(・∀・)

ぜひみてください★
そんなこんなで今日のいい話し。


私極度のクーラー病で、
頭痛くなるしだるくなるし本当に無理なんですが、予備校の席がなんとクーラーの一番よくあたる席なんです(;_;)

いつも一人でくしゃみしたり、短いタオル一生懸命肩や腕に巻いたり、頻繁に外出たりしてたんですょ(ノД`*)

そしたら後ろのT子ちゃんという子が家から長袖を持ってきてくれたのです(;_;)

本当に嬉しかったです!!
今日、初めてクーラーも気にせず集中してできました(′;ω;`)

いいはなシーサーに送ろうかな(^○^)笑

東京の生活は便利な面では快適です★
歩いて2分でコンビニあるしこんなバネのきいたベッドに毎日寝れるし、でも、毎日外で救急車が鳴るのが嫌ですね。
今日も鳴りました。

東京にいる間に1日は鳴らない日があってほしいです。



小娘でした♪

by satoyama-06 | 2008-08-16 22:08
2008年 08月 15日

竹細工にワレモコウ

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人様に頂いた竹細工のトンボです。秋津の物に停まる姿態がよおく表現されていますね。で、この二匹が微風やちょっとの揺れにそよそよ回るんですよ。おもしろい!
その後ろのワレモコウ。これは本物です。日中どんなに暑くても秋はもう順番通り出番待ちです。
吾亦紅(ワレモコウ)。我も人に恋して頬を紅くしますとは、なんと万葉振りのおおどかなネーミングでしょうか。我もまた可愛い娘に、にきびづらの頬を紅くしたことがあったっけか。(よだ あきつにあきのはな  すろうりぃ記す)

by satoyama-06 | 2008-08-15 18:18
2008年 08月 11日

でかいっ

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東京2日目の夜~
もう慣れました★

お米持ってったわいいが
炊飯器が時間帯決まってて借りられなくて、お鍋でふつふつとやってみました(・∀・)

昨日わ見事なスペシャルおこげ(´∀`)
半分以上食べられませんでした(;_;)


だから今日わ反省を生かして再チャレンジ!!
それがまたよくできた★
私自炊できるみたいヽ(・∀・。)ノ

明日の朝とお昼分を作るはずが....多すぎた。
コップ二杯なのに∑
一つ一つがジャガイモのようにでかい(´゜ω゜)

困ったな~笑


よくできたと喜びわするけどコンビニでスパゲティをみると絶対こっちのが楽だし失敗しないのに…と思う小娘でした(;_;)

by satoyama-06 | 2008-08-11 22:32
2008年 08月 11日

マナツ

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みなさ〜ん、残暑厳しき折、無事生きてますか〜!
こちらは一昨日、昨日とイラストレーターの山口マオさんをお迎えして、うちの夏、最大のイベントも大好評のうちに無事終了いたしました。
上の版画はうちの受験生女子が先日彫ったものです。うん?!どっかでみたような。
その受験生女子、来年浪人生女子にはなるまいとの固い決意のもと(と固く信じてます!)トーキョーの予備校の夏期講習に行くとて、一昨日出かけていきました。私の留守中、しっかりブログ、更新しておけよと、受験生女子。おまえもしっかり勉強して来いよとは、その受験生女子の父親。お互いの健闘を祈り合うのでした。(よだ まなつだぜ すろうりぃ記す)

by satoyama-06 | 2008-08-11 20:33
2008年 08月 06日

八月六日そして九日に

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       遺棄死体 数百といひ 数千といふ
         いのちをふたつ もちしものなし
               
               土岐善麿『六月』より(昭和十五年刊)

by satoyama-06 | 2008-08-06 12:57