小諸 里山の愉しみ

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2007年 10月 15日

ヘレン・ケラーと急性難聴

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 今朝うちの高校生女子を駅まで送っていく途中のこと、その女子が何を思ったか、唐突にヘレン・ケラーの事を話題にし始めました。朝一番からたいへん良い話題だと思いまして、サリバン先生と二人三脚で一生懸命勉強して、日本で言えば、東大かそれ以上に難しい大学に入って勉強したのだとか、それではどういう方法で勉強したのかとか、どうして相手がサリバン先生だと分かるのか、それはきっと人物の全体を直観で分かる洞察力が人一倍鋭敏であったからだろうなどなど話しつつ坂道を下っていったのでした。
 で、親とすれば、その話題にかこつけて、もう一言くらいは付け足したくなりますよね。うちの高校生女子は、目も見えるし、耳もよく聞こえるし、余分な減らず口もきけるのだだから、ヘレン・ケラー先生に恥ずかしくないように勉強しなくっちゃな、と言ってやりますと、応答がありません。その後、もしも〜し、もしも〜しと何度呼びかけても反応がありません。
 これはうちの女子が中学生女子だったときに聞いたのですが、「急性難聴」というのだそうです。ま、「選択性難聴」ってわけですね。
 小諸駅に着いて、けろけろとその難聴も全快いたしまして、「いってきま〜す」と今日も元気に駅舎に消えていったことでした。おしまい。(よだ せんたくせいいけん すろうりぃ記す)

by satoyama-06 | 2007-10-15 18:47


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