小諸 里山の愉しみ

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2011年 11月 09日

土壁の楽しみ2

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皆さんお待ちかね!だったらいいなぁ土壁蘊蓄(うんちく)講座です。
丁寧に平らに塗られています。塗られた時には綺麗な白壁かと思われるほどだったでしょう。それがおそらく乾くまで一週間程のうちには大きくひび割れて。
この大きくてリズムを感じさせる、意匠かと思わせる規則的な割れ方は、この粘土が良質であるとともに川砂との混ぜ方の割合が少ない(あるいは混ぜていないかも)ことを表しています。
そしてこの白っぽい色合い。これは通常地表には出ていない粘土で、ある程度掘っていくと出て来る、きめの細かい、より粘性の強い粘土です。池でも掘った時に出て来た粘土をそのまま使ったか、それとも田圃の土を使ったのでしょうか。それに対して、川砂をすくって来る余裕がなかったか、あるいは大きなひび割れも構わないと思って塗ったか。
塗られた瞬間が黙って閉じ込められた分、楽しい憶測がやみません。(よだ つちかべはかたる すろうりぃ記す)

by satoyama-06 | 2011-11-09 22:14 | 小屋・家屋


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